Another.tale２ 女王蜂-9
レイがうめき声を上げる。「どうだい、気持ちいいか」尻を軽く叩いてやった。友達と見たビデオではみんなそうしていた。
「兄ちゃん痛いよ。それに変な感じ」
「慣れれば気持ちいいんだってわかるよ」アドバイスしてやる。
≪妹を気持ちよくさせてやるんだ≫ 胸を揉みながらゆっくり腰を振る。早くすると自分だけイッてしまいそうだった。
「気持ち良くなったら、『イッちゃう』っていうんだよ。どうだい」
腰を動かし続ける。
「まだかい」こっちが持たなかった。
我慢できずに、いつの間にか動きが早くなって、レイの中に僕のものが飛びちった。
自分だけイッてしまったのを言うのが恥ずかしくて、そのまま動かしつづける。
しばらくして、「兄さん、変」レイがしがみ付いてきた。
「兄さん、いい」痛いくらい爪を立ててきて、息を詰めている。
それから一気に「アゥン」 何度も、体を大きく震わせた。
≪よしよし、レイも喜ばせてやったぞ≫ ゴロンと転がった。
レイの頭をうでに乗せたまま眠った。過ぎ去った嵐のように、体を求める欲望は消えて、安らかに眠ることができた。―――――
ララの手が股間を撫でていた。
「あら、小さい妹まで抱いちゃったのね。いけないひと」
前を開いてパンツの中に手を入れてくる。細くて冷たい手が硬くなった竿を握ってゆっくり上下にこすりはじめた。
スクリーンのヘンゼルとグレーテルは魔女に捕まっていた。
――「グレーテルや、こっちへおいで、おいしいチョコをあげよう」
おばあさんはしぼんだ乳房にチョコレートをかけて、グレーテルに舐めさせます。
ヘンゼルには、「一番すきな子を言ってごらん、私はだれにでもなれるんだよ」竿を握って、挿入させます。
ヘンゼルはお姉さんの姿に竿をつき入れていました。――
「仕方ないよ、あいつはかわいいんだ」スクリーンのグレーテルに目が行く。
「君はこんな小さい子が好みなの。こっちを見なさい」ララに玉ごと全部を握られた。
「あなたほどのいい女じゃないよ」
「それからどうしたの。一度で終わりじゃないわね」
「それからは、たまに抱いてやった」
「たまに？ 若い君がそんなことで我慢してたなんて言う気」
「だって、ココロも、マイもいるんだよ。それに友達も来るし」
―――――それからしばらくした頃の事だ。
レイは学校の友達を連れてきていた。 そう言っておいたのだ。
「よくやった」一人になった時、後ろからレイを抱き締めてやる。
もう惑わせる必要もない、だれの女なのかは身を持ってわからせている。乳房を揉みながらドアの隙間から、今から犯されることになる友達を見た。
ブロンドのショートボブの女の子だ。
スレンダーなアスリート、実際、陸上の短距離をしているということだった。
胸は小さめだが、引き締まった肉体は嫌いではない。
「で、初めてなんだな」大切なことを聞く。
「そのはずよ」
「よし」部屋に入り、「やあ、妹の友達なんだって。よろしく。僕の言うことをしてくれるかい」一瞬で惑わせます。我ながら鮮やかです。
「ユリです」手を振ります。
「妹と一緒に僕の部屋の掃除をしてくれないか」ユリの肩に手を置いて、シャツワンピースのえりをちょっと引っ張った。
「わかりました」金髪が揺れる。