女教師・七条比奈-9
「お、遥太からだ」
颯人は音楽室の壁に背を押し付けて佇んだ状態で、スマホの画面を操作して友人からのメッセージを確認する。
「『ブラウン先生の提案で英語の会話練習やってるよ』か‥‥ふーん、なるほどね」
内容を確認すると颯人は『分かった。サンキュー』と返信メッセージを送った。
それが終わるとスマホをブレザーのポケットに入れて、音楽室の床に伏せている人物に向けて告げる。
「さて、俺はそろそろ戻りますよ。床の汚れちゃんとキレイにしておいて下さいね。俺が掃除するの面倒なんで」
ここは貴方の管轄の教室でしょ、と言うと颯人はそそくさと音楽室の入り口の引き戸の前まで歩いて内側の鍵を解錠して、引き戸を開けた。
「は、はひぃ‥‥♪」
遅れて返事をする比奈。彼女は下着姿のままで床に突っ伏し、割れ目からは絶えず溢れ出る精液を床にポタポタと零しながら、意識を朦朧とさせている。目は白目を剥いて、口はだらしなく開いてよだれを垂らす。まず、一般生徒達には絶対に見せられない姿であろう。
一見すると強姦されたようにも見えるが、実際は比奈自身が望んだことであり、ちゃんと両者同意の上での性行為だ。
「誰か来る前にちゃんと着替えた方が良いですよ。先生」
颯人は丁寧にアドバイスすると、引き戸を開けて廊下に出て、前を向いたまま後ろの手で戸を閉めて音楽室を後にした。
そして、残された比奈はそのままの体勢で行為の思い出に暫し耽けるのであった。
「しゅ、しゅごすぎぃ‥‥♪」