第五章 惨劇-4
『ああっ・・あっー・・・・』
膨張するペニスが子宮まで届くかの如く、深く貫いていく。
『いやっ・・・凄いっ・・凄いっ・・・』
夢中で叫ぶ映見の頭の中は、真っ白に染まっていた。
『あんっ・・・はんっ・・あっ・・・
はんっ・・はんっ・・・』
貫く動きに合わせ、あえぎ声がリズムを帯びてくる。
『いいっ・・ああっ・・・
凄いっ・・・いいっ・・・』
自らが放つ、淫らな言葉が欲情を更に掻き立てる。
『お、おおおおっー・・・』
うめき声と共に、男の気が体内に吐き出された。
『あああっー・・・・』
映見も叫びながら、ドクンドクンと脈打つペニスをヴァギナで締め付ける。
(ああ・・・わ、わたしっ・・わたしっ・・・)
ザーメンを受け入れた事実が、狂気に拍車をかける。
男の顔を引き寄せ唇を重ねると、奪うように舌を絡めていく。
『んみゅ・・・んんっ・・はぁ・・あはぁ』
『おぉ・・むぐぅ・・・んん・・・』
女の変わりざまに戸惑いながらも、男も情熱的に反応する。
『んんっ・・・んふぅっ・・ん・・・。』
互いをむさぼり合う二人の息が、妖しく重なっていく。
『す、凄ぇ・・・』
まるで恋人同士のように交わる二人の映像は、ロンゲが興奮しながら携帯電話で録画してくれたものだった。