第三章 蘇る味-6
(もう、いいの・・・)
理性を放棄することで、辛さから開放された安堵な気持ちが広がっていく。
「あぁ・・すごい・・・」
熱い感触が、両手の指から伝わる。
そそり立つ2本のペニスは映見の心を黒く染め、更なる興奮を沸きあがらせる。
「んぐぅ・・・」
苦痛を楽しむように、喉の奥深くに押し込んでいく。
「んっ・・・んふぅっ・・んんっ・・・」
唇を滑らかに往復させている。
「おっ・・おぉっおぉっ・・・」
男達の声もリズムを刻む。
「いいっ・・・いいぜっ・・おおぉぉ・・・」
左右の男達に挟まれながら、交互に奉仕を繰り返している。
(わたし・・わたしっ・・・)
心の中の声は、叫びに変わっている。
(いやらしぃっ・・いやらしいのぉっ・・・)
自分を責めたてる映見の愛撫が、更に激しくなっていく。
「んふっんふっ・・・
んっんっ・・んっんっ・・・」
「あああ・・・はあぁ・・・
はぁっはぁっ・・・・はぁっ・・」
快感の声を絞り出す男達の息も荒い。