第三章 蘇る味-4
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『おおおっ・・・いいっ・・
す、凄い・・・上手ですよ・・・』
(藤本さん・・・)
初めて奉仕の快感を教えてくれた男の思い出が、レイプされているにも関わらず興奮へと導くのだった。
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「んふっ・・あふぅっ・・・」
一旦、コックを吐き出した映見は、今度は大きく目を開いて男を見上げるのだった。
「ほんとエロいなぁ、あんた・・・」
ペニス越しに見える男はまだ二十歳そこそこなのだろうか、若さにあふれた逞しい肉体を勝ち誇るようにさらしている。
むせ返るような汗臭い匂いが、コックの先から漂っている。
「あぁ・・・」
ため息が自然と漏れる。
(わ、わたし・・な、何を・・・・?)
しびれた脳裏に浮かぶ罪悪感が、映見を正気に戻そうとする。
レイプされている。
(だ、だめ・・・)
逃げなければ、いけない。
(こ、こんな、こんなことっ・・・)
拒否し、抗うべきなのに。
(わ、わた・・し・・・)
「ほらぁー、駄目だよぉっ・・・」
だが、男達の声が有無を言わさずに命じるのだった。
「お口がお留守じゃん、お姉さん・・・」
「あっ・・い、いやっ・・・」
「嫌じゃねぇだろ、あんなに夢中でしゃぶってたくせにぃ」