第二章 あらがい-7
(いやっ・・こ、こんなっ・・・)
感じている。
映見は愛撫に反応している自分がショックだった。
「いやっ・・あああっ・・・」
否定しようにも、身体が言うことを聞いてくれない。
「ほーらほら、すっげぇ感じてるじゃんっ・・・」
あおる声に、恥ずかしさが増していく。
「ああっ・・あんっ・・・あっあっあっ・・・」
それが皮肉にも、いっそうの快感を呼んでくるのだった。
「ああっー・・・・」
顔を仰け反らせ、叫ぶ映見の股間からは洪水のごとくあふれている。
「いやっ・・いやっ・・・いやっ・・・」
いきそうになる自分を止めようと、必死になって首を振っている。
「ああっ・・・いやっ・・いやぁー・・・」
だが、走り出した快感は映見を翻弄する。
「ああっ・・・だめっ・・あっあっあっ・・・」
男は歯を食いしばり、動きを早めていく。
「ああっ・・・いやっ・・いっ・・いくっ・・・」
耐えていた理性が壊れた瞬間、解き放たれた欲望がヴァギナから飛び散っていった。
「ああっー・・・」
悲鳴が壁に反射する間、映見の両手は男達の腕や肩をつかみ震えていた。
「ああっ・・あっ・・・あっ・・あっ・・・」
快感の余韻に浸るかの如く、か細い声が続いている。
その顔は泣き出しそうに、切なくゆがんでいた。