第二十三章 新しい夫婦生活-1
第二十三章 新しい夫婦生活
(いってらっしゃい・・・)
耳元に映見の声が聞こえた気がした。
振り向くとマンションの窓から手を振っているのが見えた。
僕は軽く手を上げた後、大通りへ勢いよく駆けだした。
充実した日々に、体中から活力が溢れている。
(さあ、今日も元気よく仕事をしよう)
足取りが軽い。
(そして・・・)
僕は口笛を吹きながら思った。
唇にキスの余韻が心地良く残っている。
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