第二十二章 メス犬-8
「あっあっあっあっ・・もっと、もっとぉ・・・」
「おおうっ・・おおっ・・・おおっ・・・」
おねだりする声に力強く応えてやる。
「ああっー・・・いいっ・・・あひぃー・・・」
弓反る背中越しに、二人が見える。
「おおお・・・か、かおりぃ・・・」
藤本が顔を歪ませいる。
(ざ、ざまぁみろ・・・)
人の女房をメス犬のように弄びやがって。
「ああ・・ゆう・・・くん・・・」
映見も切ない表情で見ていた。
「あうっ・・・」
だが、それも官能の色に染まっていく。
「はぁっ・・はぁっ・・あああっ・・・」
藤本の激しい突き上げに、悲鳴を上げている。
「ああっ、あんっあんっ・・・・
裕君っ・・・・裕君っ・・・・」
視線をそらす事なく、僕の名を呼んでいる。
「ああんっ・・・アナタッ・・アナタぁ・・・」
かおりさんも藤本の顔をジッと見つめている。
男達は互いの妻が犯されるシーンを向かい合い、見せあうように交わっていた。
バックから強烈に貫いていく。