第二十二章 メス犬-6
「ようし、いい子だ・・・
ほうら、ご褒美だよぉ・・・」
男は満足そうな声と共に深く腰を入れる。
「あああっ・・・ゆ、ゆうくんっー・・・」
映見の声が、官能の波に飲まれて消えていく。
「ああんっ、あんっあんっ・・・
あんっ・・・あんっあんっ・・・」
大きな瞳は僕を見る事も出来ず重く閉ざされていく。
「どうだっ、どうだっ・・・・
映見っ・・・映見ぃっ・・・」
「ああんっ・・あんっあんっ、いいっ・・・
ああっ、いいいぃー・・・」
激しい突き上げに映見の背中が反返り、切なさに歪んだ顔が前後する。
「いいっ・・・・いいのぉ・・・」
僕の好きな長い睫毛が揺れている。
もう、僕の姿は妻には見えていない。
「く、くそっ・・・」
僕も負けてはいなかった。
(お、俺だって・・・)
かおりさんとセックスしている。
アイツの女房をもっとイヤラシク犯してやる。
グイッと深く腰を入れた。