第二十二章 メス犬-4
「こ、こんなぁ・・・恥かしいっ・・・」
うなじを真っ赤に染めた妻の表情は、何とも言えず艶めいていた。
「嘘をつけっ・・・
こんなに感じているくせに・・・」
容赦なく言葉が浴びせられる。
「どうだっ・・・犬になった気分は?」
「ああああっ・・い、いやぁ・・・」
(す、すごい・・・)
藤本さんの豹変した態度に、僕はショックを受けていた。
紳士然とした口調が何時の間にか消え、まるでヤクザのようだった。
「いいんだろ、凄く締め付けてくるぞっ・・・
ほらほらっ・・・」
言葉と共に深く腰を入れる。
「あんっあんっ・・・ああっー・・あっあっあっ」
「もっと、感じろっ・・・
お前はメス犬になるんだっ・・・」
(え、映見が・・・。)
調教されている。
遂さっきまで恥かしがり屋で清純だった僕の妻が、変わり果てた姿で犯されていた。
僕とのセックスでは正常位オンリーだったのに。
さっきは騎乗位で自分から男のペニスを挿入していた。
信じられない。
照明を消した暗い状態でしか、裸体をさらさなかった妻が。
今、僕の目の前で犬のように四つ足で犯されている。
見知らぬ男に突き上げられ、歓びの声を上げているなんて。