第二十一章 目覚め-5
『ああっ・・い、いいっ・・・
ああ・・・いいっ・・・』
だから遂、言葉を漏らしてしまったんです。
『気持ちいいっ・・・もっと、もっとぉ・・・』
もう止める事は出来なかった。
『ああんっ・・・わ、わたしぃ・・・』
耳元で囁かれる隠微なセリフを、忠実になぞっていく。
『セックス・・・セックスしてるぅ・・・』
『ようし、いい子だ・・・』
『ああっー・・・いやぁー・・・
あっあっあっあっ・・・』
その度に、ご褒美として激しく突き上げてくれる。
私、もう藤本さんのなすがままになっていたんです。