第二十一章 目覚め-3
「ほぅら、言った通りだろう?
言葉にすると、こんなにも感じる・・・」
「ああ、そう・・・そうなの、凄く・・・
気持ちいいのぉ・・・」
私、夫に向かって何度も叫んでいたんです。
イヤラシイ言葉を口にしながらセックスする自分を見て欲しくて。
だって、凄く感じるんですもの。
最初は恥ずかしくて、とても言えなかったのに。
藤本さん、なんて不思議な人なんでしょう。
私、いつの間にか淫乱な女になっていたんです。
まるで、調教されるように。