第十九章 挿入-8
(ひ、ひどい・・こんなの・・・)
夫の目の前で挿入するなんて。
「いやっ・・いやぁ・・・」
今更ながら止めようと、コックを強く握ったんです。
でも、それが返って自分で招き入れているみたいで。
益々、官能が強くなっていくんです。
溢れ出した愛液がコックを滑らす。
「ああっ・・ああああああっ・・・」
声が切なく漏れていく。
私、夫を見つめたままハッキリと感じていたんです。
私のヴァギナが。
ペニスをズブズブと飲み込んでいく感触を。
「おおおおお・・・映見・・映見さん・・・」
藤本さんの声、耳元で熱い。
私の身体を強く抱き寄せてくる。
強烈な刺激に私は指を放すと、更に深く入ってきたんです。
「ああっ・・あぐぅっー・・・」
身体の奥深く突き刺さる。
「あはぁっ・・ああっ・・あああああっー・・・」
反り返った硬い感触。
「おおおっ・・入った・・入ったよ・・・」
「あああ・・・あ・・・・」