第十九章 挿入-5
「あああ・・・はあぁ・・・・」
「ほら、見て御覧なさい・・・
旦那様もセックスしている・・・」
「おおおっ・・・おうっ・・・・」
裕君が激しく突き上げている。
「ああんっ・・あんっあんっ・・・
あひぃっ・・・」
かおりさんが悲鳴をあげている。
「映見さんも、見たでしょう・・・?」
「あ、あああ・・・」
(そ、そ・・う・・・)
認めざるを得ない。
「目蓋に焼き付いている筈だ・・・どうです?」
この人の言う通りだった。
裕君、夫は・・・セックスをしたんです。
この人の奥様と。
ペニスが入っていくシーンが、目蓋に焼き付いている。
「ああっー・・いいっ・・・ああ、いいっ・・・」
絶叫している。
裕君に、私の夫に激しく突き上げられて。
「あああ・・裕君・・・」
嫉妬と共に熱い感情が私を包む。
「フフフ・・・・」
藤本さん、笑みを浮かべたままグイと腰を入れてきた。