幸二の家-1
母の一周忌の法要も終わり 幸次の家に向かう玄関を入ると留美子が出迎えて来て 頼子を紹介しながら挨拶を交わし部屋に招き入れられた
入ると伸一と妻の百恵が座って居た 百恵に頼子を紹介している時 晴也が妻の慶子を連れ入って来た頼子に慶子を紹介していると
玄関の開く音がする 幸次が一升瓶を二本抱え入って来た おう集まったなと留美子にグラスを出すようにと 8個のグラスに酒が注がれ
皆で飲み始めた 留美子と慶子が台所に消え後を追うように百恵が追った 3人がつまみをテーブルに並べ腰かけた 頼子は妻たちと初めて
合った為 言葉少なだった 時折幸次を潤んだ目で見つめ 慌てて目を反らす 留美子と百恵が楽しそうにそんな頼子を見ていた
仁が留美子に 幸次を選んだと聞くと この人の良いんだもんだから 離したくなくて私にしてって頼んだのと のろける
晴也と伸一が留美子のも良いもんな 幸次離さないよと言うと留美子が笑った 百恵はこの席で一番若い 仁は百恵に何故伸一とと聞くと
出来ちゃったのと漏らし 皆が笑いだした 聞くと高校三年の時伸一と初めて経験したら最初で 出来たらしい お腹を大きくさせて
卒業して 伸一と結婚したと話し 19歳からやっと皆と出来る様に成ったと話す 慶子ちゃんはと仁が聞くと私農協に居て この人良く来てたの
誘われて デートして何回目と晴也に聞く 晴也が 間を置きデートして3回目位か あそこに行ったの そう車でモーテル入って
この人旨いから嵌ったのね それで結婚して村に来たの 噂は知ってたけど楽しいは 幸次さんとは5回位と幸次を見ると 幸次が頷いた
百恵が初めての時死ぬかと思ったと呟くと 皆の笑い声が部屋に響いた 仁が子供はと聞くと留美子の家に預けた 今夜皆で騒ぎたいからなと
目を光らせた 頼子も話を聞きながら目に淫靡な光を上げ始める 飲んだ酒の影響かも知れない 仁がこの酒旨いなと言うと
千鶴子先生の所と行くと最初これ飲ませられるんだ 先生集会所で月一 聞き酒してたろと仁は先生の床に寝転ぶ裸を思い出した
先生結婚したら 雄三郎さんと後月2回誰かが回るだけだから つまらないって言ってた 今子供二人抱えてそれでも 聞き酒したいなって溢してる
二本目の一升瓶が空に成ると 幸次があっちに行こうかと 奥の部屋を指す仁が顔を上げると晴也も幸次も伸一もトランクス一枚で
奥へ 入って行く留美子と百恵と慶子も目の前で下着一枚で奥へ消えた 仁が頼子を見ると目に淫靡な光を上げ服を脱ぎだす