第十八章 愛の告白-3
「おおおおっ・・・・」
藤本さんが凄い形相で、私の身体を抱き寄せた。
「キャッ・・・」
軽々と膝の上に乗せた私の身体を、太い両腕が抱きしめる。
「あむぅっ・・・んんっ・・・」
私の唇を奪うと、貪るように舌を絡めてきた。
「ああっ・・・だ、だめぇ・・・」
思わず私は声を出した。
「こ、こんな・・・・」
汚れているのに。
ドアの鏡に映っていたんです。
汗とザーメンにまみれた私の顔、まるでメス犬のようだった。
「んん、ふぅ・・・むぅ・・んぐぅ・・・」
そんな私の頬を、うなじを唇や舌が激しく舐め上げてくる。
「き、綺麗じゃ・・・ない・・・のにぃ・・・」
込み上げる官能に声を詰まらせながら、必死に逃れようとしていた。
「私のザーメンですよ・・・
んむむぅ・・美味しい・・・」
「だ、だめぇ・・・」
いくら抵抗しても無駄だった。
「有難う・・・映見さん・・・好きだ・・・」
熱い息で囁きながらキスの雨を降らせてくる。