第十八章 愛の告白-2 「おお・・・おほぉ・・・・」 手が伸びて私の髪を撫でてくれる。 先端から透明な液体が滲み出てくる。 「うふぅん・・・・」 「お、おお・・・」 チュバリ、と唇で掬い取ると、彼は小さく声を漏らした。 「おい・・・しぃ・・・」 嬉しくて私は呟いた。 頬にかかったザーメンが汗と共に流れ落ちていく。 呼び覚まされた本能が、私をケダモノに変えていた。