第十五章 夫婦交換-4
最初は色情狂かとも思ったけど、優しくて僕の下手な愛撫でも敏感に感じてくれていた。
妙な恥じらいを感じる仕草に僕は惹かれた。
「す、凄く・・・美人だし・・・
スタイルも抜群ですよ」
本心から言う僕の言葉に藤本さんも嬉しそうに頷いていた。
「うふん・・・嬉しい・・・
裕太さんもハンサムで素敵よ・・・」
「ああっ・・・」
かおりさんの愛撫に僕は声を出してしまった。
長い指が伸びて僕の乳首を触ったからだ。
僕もシャツを脱ぎ全身裸にされていた。
「ああっ・・・ああっ・・・あっあっ・・・・」
初めて体験する事ばかりだ。
男でも、乳首がこんなに感じるなんて。
「ああっ・・・あっあっあっ・・・」
同時に責められる快感に、僕はもう会話できなくなってしまった。
「おやおや・・・」
藤本さんが楽しそうに微笑んだ。