第十三章 決心-7
(それから・・・)
私は思い出して顔を赤らめた。
(フェラチオ・・・しちゃった・・・)
そして、今は上半身剥き出しの姿で抱かれている。
「あっ・・・」
パンティーにこすり付けられている熱い感触に声を漏らしてしまった。
男の身体にまたがり押し付けていたそれを、パンティ越しにずっと意識していたの。
(そう、これって・・・)
スワッピング、なんだ。
そう考えた途端、身体中から熱いものが込み上げてきたんです。
「おおお・・美味しいっ・・・最高だっ・・」
夫の声が聞こえる。
夢中でバストに舌を這わせている。
「ああっ・・いいっ・・嬉しいっ・・・もっとぉ」
広げた長い足を窮屈そうにソファーに押し付けて、女は叫んでいた。
「ああ・・素敵よ・・あなた・・・
とっても上手よ」
両腕で裕君の頭を抱えると舌を唇にこじ入れていく。
「ああ・・好きよっ・・・大好きぃ・・・」
「あふぅ・・ん・・・ぐぅ・・・」
裕君も直ぐに応じて舌を絡ませていく。
「僕も・・・僕も好きだぁ・・・」
二人は激しくキスを交わしていた。