第十三章 決心-4
「ああ・・好きだ・・・」
「はぁっ・・ああ・・はぁっ・・・」
息が乱れてしまう。
うなじを、耳元を這う、むず痒い感触が気持ちいい。
「感じて・・感じて、下さい・・・」
言葉に操られていく。
「あっ・・あっ・・・・あっあっ・・・」
切ない声を漏らしていた。
小刻みな電流に痺れている。
「ああ・・美味しい・・・美味しいよ・・・」
(ああ・・わ、わたし・・・)
舐められている。
男の舌が乳首を転がしている。
いつの間にか、ブラジャーが外されていた。
私、夫以外の・・・誰にも見せた事の無いバストを晒しているんです。
(こ、こんな・・・恥ずかしい・・・)
もう片方の乳房も男の左手で揉みほぐされていた。
「ああっ・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
敏感な場所を指が弾く。
私の声は楽器のように淫靡な音色を出していた。
「綺麗なピンク色・・・素敵だよ・・・」
熱い囁きが気持ちを駆り立てる。
私の心に欲望を植え付けいく。