第十二章 反逆-1
第十二章 反逆
「んっ・・ふ・・・・ん・・・」
長い睫毛が揺れている。
僕が一番、好きなところだ。
「ふ・・・んっ・・・ふ・・・・」
唇が歪む。
映見の唇は小さくて天使のように愛らしい。
(そ、それが・・・)
「ぐぅ・・・んっ・・・んっ・・・」
苦しそうに飲み込んだ後、徐々に姿を現す赤黒いシルエットを吐き出していく。
浮き出た血管が唾液で妖しく光っている。
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