第十二章 反逆-2
「え、え・・・み・・・・」
信じられない光景に、僕は妻の名を何度も呟いていた。
「おおっ・・・おっ・・おおっ・・お・・・」
床に座り、両足を広げた男は・・・全裸だった。
「す、凄い・・・凄く・・
ああ、い・・・いい・・・」
股間に埋めている映見の頭を優しく撫でつけている。
「ああ・・いい・・・
ああー・・おおおおー・・・」
妻の顔が、映見の唇が動く度に大袈裟な声を絞り出していく。
「んっ・・・んふっ・・んふっ・・・んっ」
男の前に跪いた映見はヴェージュのスカートから、丸いヒップを突き出して愛撫している。
興奮しているのだろうか。
普段は余り汗をかかないのに白いブラウスから、うっすらとブラジャーが透けていた。