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(自称)情報通の女
【学園物 官能小説】

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秘密のつもりでいる私たち-2


   ▽

 その回想を破るように、えつやのチンポコが私の脚の間に挿しこまれてきた。

 「痛っ……」私が言うとえつやは、
 「長いことしてなかったから、膜がひっついたんかな……」と言って、腰の動きをとめた。

 私はききみの顔を心に浮かべていた。
 (ききみは私らがこんなことしとるん、勘づいとるんかな?)
 (勘づいてないんやったら、あの子の情報網もたいしたことないな。)
 (勘づいとるのに知らんふりしとるんやったら、あの子私らのこと、誰かに話しとるんかな……)

 「めお……」えつやの声が聞こえた。我にかえってようすを見ると、私の胸の谷間からえつやが私をにらんでいる。

 「めお、」えつやが腰を変に動かしはじめた。「お前いま、誰のこと考えとってん!」
 「え……、昼休みにききみと話しとったことを……」私が言うとえつやが私のおっぱいをグッとつかんだ。
 「い……痛っ!」
 私の腰が跳ねあがった。えつやがうめくように言った。
 「嘘つけ……他のオトコのこと考えとったんやろ。」
 「そんなん……考えてへんよ。」

 えつやは腰をガンガン動かした。
 「痛いっ……痛い!もっとゆっくりして……」そういう私にえつやは、
 「嘘つき……。俺のチンポコと、他のオトコのチンポコとを比べとったクセして!」と小さいけどドスのきいた声で言った。

 (どないしたんやろ…… えつや、いつもと違うやんか……)
 えつやは、そんな私の心を勘づいたのか私のおっぱいに頬を押し付けながら言った。
 「僕も…… 某谷みたいに…… お前を孕ませたる!」

 (えっ?)私は痛みがブッ飛んだ。(あの二人、そんな事になってるの?ききみ、そんな事言ってなかったけど……)

 「めお……」えつやが私の腰を強く抱いた。「僕を……僕を子宮に吸いこんで、僕を産め!」

 私の腰の奥が熱くなった。私もえつやの背に手を回して、抱いてやった。
 (産むよ…… 私、めおを産むよ……)

 でも、私知ってた。
 めおは私の口からチンポコを出した時、ちゃんとコンドームハメてたもん。
 だけど、今のめおの射精の勢いは孕みを思わせるほど、私のお尻の穴にまでくすぐったさを伝えてきた……

 めおは、私のおへそのあたりに頬を置いてジッとしている。
 (めおのヤツ、何があっていきなり私に、他のオトコがおるなんて思たんやろ……。)
 私のセックスは、みんなめおがしてくれるセックス。
 私はあお向けになっているだけで、フェラでさえめおが口元にチンポコを持ってきてくれる。

 他のオトコとセックスするにあたって、私、何をすればいいのかよくわからない……

 ……と、たった今までチンポコが出入りしていた私の生理の口を、めおが指先でじんわりなぞっている。
 「くすぐったいなぁ……。どないしたん?」
 私が言うと、めおが指先で生理の口を見つめながら言った。

 「ここ、生理の出口とか言うでしょ。」
 「……うん。」
 「いったい……なにが出てくるの?」

 めおのヤツ、「アホーカ」だったのか!


  【おしまい】
 
 
 
 
 
 


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