第十一章 裏切り-15
「い、いやぁ・・・」
私、悲痛な声漏らしていた。
夫のペニスから白い液が溢れ出したんです。
「ああっ・・・あっ・・んっ・・・んんんっ」
両足を突っ張りながら痙攣している。
「うわぁ・・・凄い・・・」
女は嬉しそうな声を出しながら、尚も絞り出そうとコックをしごいている。
「いっぱい・・・ああ・・ンフフフ・・・」
指にまで流れ出た大量のザーメンを舌ですくっている。
「美味しい・・・ウフフフフ・・・」
私に視線を投げてくる。
涙が、溢れてきた。
女がその憎らしい表情を歪ませていく。
「ああ・・・んんん・・・んぐぅ・・んんん」
貪るような音が曇った吐息と混じり合いながら聞こえてくる。
「ゆ、裕君・・・」
私の理性はズタズタに引き裂かれ、頭の中が真っ白になっていく。