第十章 Gカップの女-5
「んふっ・・んふっ・・・んっんっ・・・
んっ・・ふっ・・・んふっ・・・」
女はゆっくりと、そしてリズミカルに唇を滑らせていく。
Gカップが揺れている。
「ああっ・・おあっ・・・
あ、あはぁ・・あっあっあっ・・・」
(す、すごい・・・)
絶妙な動きに反射的に声を漏らしてしまう。
視界はぼやけ頭が真っ白になっていく。
(こ、こんな・・こんなぁ・・・)
僕の両手は女の頭を掻きむしりながら押さえつけていた。
「あああっー・・あ、ああ・・・」
快感が頂点に上り詰めようとする瞬間、女は巧みに唇を放す。
「ンフフフ・・まだ、だめ・・・」
熱い息を吹きかけながら楽しむように舌を絡めていく。
僕はもう操り人形のように、女のなすがままだった。
余りの快感に、心までも吸い取られてしまいそうな気がした。