第十章 Gカップの女-3
「んふぅ・・・んんふっ・・・んぐぅ」
いつしか、僕の両腕は女の身体を引き寄せていた。
全裸の肌が微かに汗ばんでいて手に吸い付くようだ。
ボリュームあるバストと対照的にウエストは折れそうに細い。
いい女。
そう、雑誌から抜け出てきたようなナイスバディーの女だった。
夢のような出来事に僕は明らかに興奮していた。
「あふぅ・・・う、嬉しい・・・」
女は熱い息を吐きながら囁いてくる。
薄目を開けてもう一度よく見ると、やはり相当な美人だ。
映見とは全くタイプの違うハデな作りをしている。
年齢は30歳位だろうか。
クラブのママのような大人の雰囲気を持っている。
「私が奥様の代わりにフェラチオしてあげる」
ウィンクして言った。
「ええっ・・・で、でも・・・」
突拍子の無いセリフに僕は声を詰まらせた。
しかし、女の魅力に否定する事が出来ない。
「大丈夫、奥様は私の旦那様がみているから」
いつの間にか男が映見を介抱していた。