第八章 初めてのフェラチオ2-4
「フフフ・・・」
一瞬、声が聞こえたような気がした。
ふと見るとカーテンの隙間から視線が漏れていた。
いつの間にか隣のカップルがこちらを覗いていたのだった。
僕は顔を真っ赤にすると同時に不安を感じた。
この事に気づくと映見は怒って止めてしまうだろう。
その前に早くフィニッシュしなくては。
多少痛みを伴っているとはいえ、僕のペニスは快感で爆発寸前だった。
他人に見られながら昇天する事に僕は大いに興奮していた。
まるで、疑似スワッピングじゃないか。
今日の事は最高の思い出になるだろう。
だから遂、強い力で頭を押さえてしまったのかもしれない。
僕のペニスが彼女の喉の奥深く突き刺さる程に。
「ぐっ・・ぐぇっ・・・」
映見はコックを吐き出すと床にうずくまった。
喉に深く入り込んだペニスは気管を塞ぎ、肺に唾液や粘液が入ったのだろうか。
激しく咳き込み始めた。
「ゴホンッ・・・ホンッ・・・
ゴホッ・・ゴホッ・・・」
咳は止みそうに無く、僕はオロオロするばかりだった。
映見は背中を丸めたまま、苦しさに耐えていた。
「え、映見・・・」
介抱しようと伸ばした手を誰かが掴んだ。
顔を上げた瞬間、僕は固まってしまった。
「あ、あなたは・・・?」
僕の目の前に、巨大なバストが揺れていた。