第七章 初めてのフェラチオ1-2
(は、初めて・・・)
生臭い匂いがツン、と漂ってくる。
愛する夫とはいえ排泄する性器を口に頬張るという行為には、やはり躊躇してしまう。
(でも、それ以上に・・・)
私の喉がゴクリ、と鳴った。
(す、すごい・・・)
ペニスが脈打っている。
恐る恐る触ってみた。
「うっ・・・」
反射的に漏れた声に顔を上げると、裕君がジッとこちらを見ていた。
興奮しているのか目が血走っている。
ひざまずいている私、裕君の目にどう映っているのかしら。
これこそが裕君の求めていたプレイ、なのかな?