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王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

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第七十四章 断末魔-1

第七十四章 断末魔

「待たせたな、マチルダよ・・・。
 タップリと可愛がってやる」

大トカゲが近づいてくる。

ルナの生気を吸い取り、恍惚とした表情には何の警戒心も見えなかった。
王妃がディオンの精気を受けて、妖術を取り戻していることに気づいていない。

精霊達の祝福を受けたディオンの精気はアズートの魔力を拭い去り、マチルダにジューム人の力を与えていたのだ。
マチルダの目の輝きが増していく。

その瞬間、マチルダの手が伸びた。
素早く聖剣を持つと、それは金色の閃光を強く放った。

「ウギャー・・・!」

予期せぬ攻撃が、アズートの目を潰した。
すかさずマチルダは両手で聖剣をささえ、大トカゲに向かって突進していった。

「ギュワワワー・・・」

この世の物とは思えぬ叫びを上げてアズートは仰け反った。
聖剣の金色の光りが、ウロコを通して身体の奥深く見えている。

「お、おのれえぇー・・・」
断末魔の叫びを上げながら、アズートは尻尾から蛇をマチルダに放った。

「ああっー・・・」
何十本もの蛇が、マチルダの首や胸に噛みついていく。


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