第六十九章 懇願-4
ズブズブと入ってくる。
何かに暴かれる瞬間が意識される。
迫ってくる。
「そうだな、マチルダ・・・・?」
「は、はいっ・・・・」
マチルダが声を出した。
ディオンと四つ足で交わったまま、食い入るように見つめている。
娘が犯される光景を。
いや、神に召されるのだ。
自分と同じように。
司教様の奴隷になるのだ。
思わず声を出した。
「ああ・・司教様っ・・・御主人様ぁ」
そして心から嬉しそうにルナに呼びかけていく。
「ルナ・・あああ・・・そうです・・・。
私達は司教様・・御主人様の・・・・。
奴隷になるのです」
「お母・・・様・・・?」
「ディオンも・・・見て・・・あああっ。
一緒に・・・・ああ・・・あああっー」
娘が司教と交わろうとしている。
自分の言葉が更なる官能を運んでくる。