第六十八章 司教とルナ-1
第六十八章 司教とルナ
「んっ・・・・はぁっ・・・ひぃっ・・・」
四つ足で愛撫を待つルナの口から悲鳴のような息が漏れている。
「い、いやっ・・・いやぁ・・・・」
(こんなっ・・・・こん・・な・・・)
羞恥心と興奮がルナの全身を赤く染めていた。
「ふふふふ・・・・濡れておる・・ふふ」
生暖かい舌の感触と共に、アズートの言葉がルナをいたぶっていく。
「いや・・・あっ・・恥ずかしい」
見えない愛撫の動きが余計に自分の痴態を強調する気がした。
四つ足で踏ん張った両足を司教の皺がれた両腕が大きく開かせる。
「おお・・また、こんなに・・・・」
「ああっー・・・あっあっあっー・・・」
(いやぁ・・・いじわるぅ・・・)
屈辱の涙を瞳に滲ませ、ルナは耐えていた。
(お願い・・・はやくぅ・・・・)
焦らされた欲望が、ルナを追詰める。
「し・・・きょう・・さまぁ・・・」
丸いヒップをくねらせ声を絞り出す。
「お願い・・あああ・・・いやぁ・・・」
自分の言葉が淫靡に返ってくる。
獣のように求めている。
「ああっ・・ああっ・・ディオン・・・」
母の叫びが恨めしい。
「ああ・・・はや・・く・・・」
何故、こんなに焦らすのだろう。
早く、母のように貫いて欲しい。
これ程恥ずかしい姿で待っているのに。
犬のような四つ足の姿で、ルナは見せつけられる二人の痴態に興奮し濡れていた。