第六十八章 司教とルナ-5
「あっ・・・あ、はっ・・・・」
硬いものが泉を刺激しながら滑っていく。
「認めるのだ、ルナよ・・・・」
「あああ・・・・はぁっ・・・ああ・・・」
生臭い息が耳元で囁く。
「欲しいのだろ、ルナよ・・・」
「はあぁっ・・・・あああ・・・」
ピッタリと抱き寄せられた司教の熱い体の感触が気持良かった。
(ああ・・・・い・・・いぃ・・・)
操られていく。
心が。
身体が。
「返事をするのだ、ルナよ・・・」
「ああっ・・・は・・いぃ・・・」
(欲し・・・い・・・・。)
ルナの頬が緩む。
不思議な安堵感に包まれる。
ため息のような声を漏らした。
「ああ・・・欲し・・い・・・・・」