第六十八章 司教とルナ-3
「お願い・・・早くっ・・・」
しなやかな腕を突っ張り、首を捻って必死の表情で見ている。
「ふふふふ・・・・」
少女が懇願している。
メス犬の如く、四つ足の姿で求めている。
これ以上ない淫靡な光景に、アズートは尚も焦らすようにブルーの茂みを刺激する。
「ああっ・・・あっあっ・・・・」
溢れる愛液がネットリとコックに絡む。
「マチルダ、ディオンよ・・・」
司教の声が聖堂に大きく響いた。
「あああっ・・あはぁっ・・・」
「うっ・・・くぅっ・・・・」
込み上げる官能に咽ぶ二人は、欲情に濡れた瞳のまま顔を向けた。
「よく見ておけ・・・・」
「は・・・い・・・・」
繋がったまま声を揃えた。
「ああ、早く・・・・司教様ぁ」
ルナの悩ましい声と姿が、マチルダとディオンの意識を戻した。
「これが、お前達の愛するルナの姿じゃ」
茂みに沿ってコックを滑らせていく。
「あっ・・・いや・・・ああっ・・・」
「ふふふ・・・泣いておる・・・・
淫乱なメス犬がな」
「あっ・・はうっー・・あっはぁっー・・・」
挿入することなく、愛液が溢れる泉の入口を執拗に責めている。
そして皺がれた手を伸ばし、ルナの顔を二人に向けるのだった。