第六十八章 司教とルナ-2
「おおっ・・凄い、王妃様っ・・・・」
「あんっあんっ・・いくっいくっー・・・」
目の前で叫ぶ母から受ける興奮に、気も狂う程の欲望を募らせているのだった。
(そろそろだな・・・)
アズートの欲望も限界だった。
より確実に洗脳するためとはいえ、ルナの美しい身体をイタブリながら我慢するのは大変な労力だった。
「ルナよ・・・・」
「司教様ぁっ・・・・」
ようやく立ち上がったアズートが熱いコックをあてがう感触に、ルナは声を出した。
「欲しいか・・・・?」
「ああっ・・・欲しいっ・・欲しいですぅ」
待ち焦がれていた感覚を逃すまいと、ルナは懸命に叫ぶのだった。
思い出している。
「あっあっあっ・・・いいっ・・ディオン」
「僕もっ・・・いいっ・・・王妃様っ」
目の前で母を貫いている恋人との交わりの記憶を。
「あああー・・・いいぃ・・ディオンー」
喜びの声を上げる母に、恋人のコックの感触が蘇ってくる。
熱く、硬いものを。