第六十七章 母とディオン2-1
第六十七章 母とディオン2
「んっ・・・・・んんっ・・・・・」
王妃の目蓋に作られた睫毛のカーブが揺れている。
少年の指が大きなヒップに食い込み、徐々に刺激が強まっていく。
「あっ・・・・んふぅっ・・・んんんっー」
入ってくる。
今、繋がったのだ。
ディオンと交わっている。
「あああっ・・・あはぁっ・・・いやっ・・・」
官能と共にチラリと理性が顔を出す。
「あああ・・・王妃様っ・・・」
余りの感動に、少年は声を出した。
「あんっ・・・い、いやぁ・・凄いぃ」
予想しない逞しさと罪の意識が、マチルダを混乱させていた。
「こん・・・な・・・あああああっー」
突き上げてくる。
熱く硬いものが。
「凄いっ・・・凄いっ・・ディオンー」
叫びながら背中を弓のように反らせる。
「おお・・・王妃様っ・・王妃様っ・・・」
湧き上がる快感に少年は声を絞り出す。
「あっ・・・ああっ・・・ディオンッ」
本能が命じるままに動いていた。