第六十七章 母とディオン2-3
「あああ・・お母・・様・・・・」
ルナの声が、かすれている。
衝撃の光景が心を破壊していく。
「どうだ、ルナ・・・?」
ルナへの愛撫を続けながら満足気に言うアズートだった。
「す・・・凄い・・・こん・・なの」
「ああっ・・あんっあんっ・・あんっ」
「おおっ・・・ふっ・・・んっ・・ぐっ」
ルナの声が二人の叫びにかき消される。
「あんんっ・・・・」
皺がれた指の感触が、敏感な場所を探った。
「お前の恋人と母が交わっているぞ」
「あああ・・・あっ・・・あっ・・・」
巧みな愛撫が囁きと共に伝わってくる。
「ああああ・・・ああああ・・・・」
熱い官能がルナを包む。
唇から白い歯がこぼれる。