第六十三章 初めての絶頂-5
「いいっ・・ああああ・・・いいっー・・・。」
いつしか司教の頭を泉に押し付けていた。
「あああ・・・も、漏れちゃう」
崩れそうになるルナの両足を抱え、老人とは思えぬ強い力で支えている。
「ああああっー・・・だめぇー・・・・」
ガクガクと足を震わせ、ルナは背中を大きく仰け反らせた。
今までで一番激しい絶頂感であった。
「あああっ・・あっあっあっ・・あっー・・・」
「むふぅっ・・・んぐ・・・んんんんっ・・・」
アズートは何度も喉を鳴らしている。
ドロリとした甘い液体が口中に広がる。
「あああ・・あはぁっ、はぁっ・・はぁっ」
目を閉じたまま、ルナは官能の余韻に浸っていた。
涙が頬を流れている。
(わ、わたし・・・・)
力が抜けていく。
グッタリとしたルナの身体を、アズートはそっと横たえた。