第六十三章 初めての絶頂-3
「あああ、ディオン・・・いいっいいっ」
(す、凄い・・・・・あああ・・・・)
燃え上がる。
熱い感情が湧きあがってくる。
「ああっ・・・・ああっー・・・・」
何かが、溢れていった。
これが昇るという事なのか。
増幅する興奮と巧みな愛撫に、身体の奥底にたまった欲望が破裂する。
もう何度も味わっていた事だ。
しかし今はハッキリと、自分の中から流れ出したのが分かったのだ
確かめるように視線を落としたルナの顔が、耳元まで赤く染まった。
「フフフフフ・・・・」
見上げる司教の顔が笑っていた。
「い、いやぁ・・・・・」
見られてしまった。
自分の汚れた反応を。
また、いたぶられる。
恥ずかしい姿を笑われる。
「あはぁっ・・・あっあっ・・いやっ・・・」
言葉の代わりに、強烈な刺激が走った。
「んふうっ・・・むぐぅ・・・おおお・・・」
「いやっいやっ・・・だめぇー・・・・」
舐められている。
最も恥ずかしい場所を。
最も恥ずかしい姿勢で。