第六十二章 ペニスの味-3
「あふぅっ・・・・あああ・・・はぁっ・・」
ルナの表情が生き生きと輝きだしていく。
(あああ・・・おい・・しい・・・・)
目をしっかりと開けてコックを見つめた。
(ああ・・・・わ、私・・・・)
その時、ルナは自分の行為をハッキリと意識した。
(司教様のペニスを・・・)
赤黒くたぎるコックに白い指を絡ませている。
悩ましい匂いに睫毛のカーブを作り、再び顔を近づけていくルナだった。
(ああ・・・この・・匂い・・・)
無為意識に舌を伸ばした。
「そう・・舌で愛撫しなさい、ルナ・・
司教様がお喜びになるわ」
(司教様が・・・お喜びに・・・)
「はぁ・・・・はっ・・・・あふぅっ・・・」
「そう・・・・ゆっくりと・・・そう・・・」
言われるまま、舌を這わせていく。
「おおお・・・おお・・・」
司教様の吐息が聞こえる。
「は・・・あ・・はぁ・・・・んん・・・」
「上手よ・・・そう・・・もっと・・・。
そう・・・・ぬらすの・・・ああ、そう」
母の熱い息が耳に絡みつく。
「あっ・・・あん、んんっ・・・あふぅっ」
敏感に感じながらも丁寧にカリ首をなぞっていく。
時折、見上げている。
そう、感じて欲しかったから。