第六十一章 蘇る悪夢3-3
「やっと思い出したか、ルナ?」
アズートは皺だらけの手を艶やかな髪に乗せると、ゆっくりと引寄せた。
「い・・・やぁ・・・・」
生臭い匂いに思わず顔を背けたルナの目に衝撃の光景が飛び込んできた。
「んっ・・・ふっ・・・んっ・・・」
微かな音をたてて、母の唇が滑っていた。
「んんっ・・・んふぅっ・・んんんん・・・」
ディオンのコックを喉の奥まで深く、咥えこんでいるではないか。
「お母・・・様・・・・」
震える声が聖堂に響いた。
「おおおっ・・・おおおおおっ・・・・」
マチルダの髪を両手で押さえながら、ディオンが快感に声を絞り出している。
「んっんっんっ・・んはぁっ・・・」
苦しそうに眉をひそめ一気に飲み込んでいた母は、ディオンのペニスから唇を放すと嬉しそうにルナの顔を見つめるのだった。
娘の恋人、ディオンのコックをしっかりと握りながら。
「んふふふふ・・・おい・・しい・・・」
そして見せびらかすかの如く、そのカリ首に長い舌を這わせていく。