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王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

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第六十章 理性の苦痛-2

これが神の答えなのか。
ジューム国の精霊は、何を伝えようというのだろうか。

母や自分が何をしたというのか。
一生アズートの呪いに苦しめられるのか。
それならいっそ、狂ってしまった方が良い。

『あああ・・・あふぅっ・・・いい、いい』

かつての自分のように悪魔に操られながら不条理な官能を享受していければ。
しかし、目覚めている理性がそれを許さなかった。

『ふふふ、可愛い奴・・・・』

母とルナを罠にかけ弄ぶ悪魔の表情に怒りの炎は消える事なく燃え盛っている。
絶望の中でルナの意思は戦い続けていく。


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