第五十五章 一年-2
アズートは少しの焦りを感じていた。
国王が死んでしまっては、生気の源泉が枯れてしまうからだ。
他の兵士や国民とマチルダを交わらせることも考えたが、今は波風をたてたくはない。
それに気品ある王妃だからこそ、アズートも興奮するのだ。
だから・・・。
ルナが「過ぎ越しの日」で成人の儀式を行い大人になったら、マチルダの代わりとして奴隷にするつもりであった。
【くっくっくっく・・・】
アズートと悪魔の意識が交じり合い、笑みを浮かべる。
あの可憐な少女を捕らえ、性奴隷として調教する興奮に快感が沸き上がっていくのだ。
司教はその皺がれた両手で王妃の頭をつかむと、ペニスを奥深く飲み込ませた。
「ふぐぅっー・・・・」
苦しそうに顔をしかめたマチルダだったが、喉の奥まで差し込まれたペニスの固さに快感を覚えた。
「ふぐぅっ・・・んぐっ・・・
ぐっ・・んんっ・・・んっ」
徐々にリズムを刻み出し、生臭いコックを味わっていくのだった。
「おおぉ・・いいぞ・・・マチルダ・・王妃よ」
(嬉しい・・・司教様・・・・)
「いくぞぉっ・・・のめっ・・・
のむのだ、マチルダァ」
ウットリと目を閉じ、唇を滑らせる美しい王妃に向かい司教は叫んだ。
【おおっ・・・おおおおおっー・・・】
アズートと悪魔の声が重なり、熱いザーメンを王妃の口の中に放った。
「あふぅ・・・んん・・んふぅ・・・・」
ゴクゴクと飲み干した後、残りのザーメンを丁寧に舌で舐めとっていく。
マチルダの両目が一瞬、金色に輝き薄闇の教会の中を照らすのだった。