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ちんチン&チンちん
【姉弟相姦 官能小説】

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姉の罪は僕も罪-1

 エッチな小説やマンガでは、そこを「おま○こ」と綴っていた。
 公衆トイレに貼られてた付箋の落書きには「オメコ」と書かれていた。
 アホ友と成年動画を見ていたら「この女の子、いいボボしてるよなー。」なんて言ってた。
 タブレットの性教育のテキストには、「ヴァギナ」だの「膣」だのと示されていた。
 でも、僕がいま眺めてる全裸の姉のおヘソの下に光る存在は、そのどの名称にも合わない可憐なカタチをしていた。

 「あきと、お前ねぇ……」ふゆめ姉さんが太ももをモゾモゾさせて言った。「そんなに凝視するなや……恥ずかしいやろ。」
 「そやけど……」僕は顔を一段と近づけた。「キレイで、可愛いもん。」

 「えー、キレイか?……オナニーやりまくって変にゆがんどるのに。」
 僕は、姉さんの声で「オナニー」という単語を聞いたとき、この間のことを思いだしていた。

     △

 この間、僕が学校から遅く帰ったら、家の中から悲鳴と怒鳴り声が聞こえる。
 姉さんと、(その頃一緒に住んでた)ママの姉であるナツノさんとが何か言い争ってるようだ。

 僕は庭の方にまわって、別ルートから二人のいる和室のほうに忍びよった。
 ふすまのすき間からのぞいて見ると、立ちはだかるナツノさんの前にうずくまる姉さんがいる。
 姉さんは下半身ハダカだった。
 ナツノさんが、ドスのきいた声で怒鳴りはじめた。

 「お前、人のいないスキにまたションベン出るところなんかイタズラして!」
 「……」姉さんは黙っている。
 「お前」ナツノさんがまた怒鳴る。「小さいころから何度言ったらわかるんだ!気持ちよさに囚われてそんなところイタズラばかりしてたら、デリケートな女の部分がダメになるんだぞ!」

 「チッ!」姉さんは舌打ちした。そしてかたわらに置いてた一冊の本のページを開いた。「これ見ろや!アンタはそない言うけど、オナニーには『害がない』って書いてあるんやから!」

 するとナツノさんは、姉さんの上着をつかんでまるて柔道のように畳にたたきつけた。
 ナツノさんは畳に伏せる姉さんの頭を踏んづけながら言った。
 「お前、こんなコソクな手段使ってまで、ミダラなイタズラを続けたいのか!」

 僕はその場から離れた。家を出てそのへんを歩いて時間をつぶして、あらためて玄関から帰ると……
 笑顔で迎えてくれるナツノさんがいた。
 ふだんと変わりない姉さんがいた。
 僕が帰るまでに、問題を解決したらしい。

 だけど僕は、その夜から悶々した思いが止まらなくなった。
 (姉さんが、ミダラなイタズラをしてるなんて……)

 僕は、ネットで見た女のひとのオナニーシーンを姉さんに置き換えて、これまでと違う「ミダラなイタズラ」にふけるようになった。   


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