第五十四章 性奴隷マチルダ-4
「お教え下さい・・・」
祭壇にひざまずき、司教の言葉を待つ。
「安心しなさい、お前は清められたのです。
それは愛の証なのです・・・。
私が作る薬は良く効きます・・・
だから、悩むことなく抱かれれば良いのですよ」
優しい低い声でマチルダの頬をなでる皺がれた手の感触を、ウットリと受け止めている。
ジッと見上げる王妃に向かい、アズートが促すように言った。
「さあ、それよりも・・・」
司教が法衣をはだけると、赤黒いペニスが隆々と反り返っていた。
王妃の細い喉が微かに上下する。
「あああ・・・司教様・・・」
ひざまずいた姿勢のまま、細い手を伸ばす。
「ああ・・・あつ・・・い・・・」
絡みつけたペニスの脈打つ鼓動に、マチルダの声が震える。
何度も味わった筈なのに、こうして目の前にするごとに興奮に包まれてしまう。
コックを握ったまま見上げると、微笑む老人の顔があった。
聖人として柔和な笑みを浮かべる表情は、そそり立つペニスとあまりにもアンバランスだ。
それでも王妃は唇を開き、赤黒いコックを飲み込んでいくのだった。