第五十一章 メス犬に堕ちた王妃-2
(あああ・・・は、恥ずかしい・・・)
羞恥心が沸き上がってくる。
「何だ、いやなのか・・・ふふふふ」
焦らすが如く、動きを止める。
「じゃあ、やめるか・・・?」
「ああっ・・・ひ、ひどいっ・・・やめないでぇ」
「おおおっ・・・こんなに締めつけるわ」
「い、いやっ・・恥ずかしい・・・」
言葉とは裏腹にマチルダは待っている。
激しい貫きを続けて欲しかった。
「陛下が見られたらどう思うかのぉ・・・?」
意地悪く言う司教の言葉に、敏感に反応してしまう。
「いやっいやっ・・・お許し下さいぃ」
「そう言いながら
こんなに溢れさせていおるわ・・・」
「あああっー・・・・」
調教は確実にマチルダを変えていった。
こんなにも淫乱なメス犬に。
「あんっあんっあんっ・・・いいっ・・・」
王妃マチルダは叫ぶ。
日毎に増していく官能は閉じ込めていた本能への目覚めと共に、不条理な喜びをもたらしていたのだ。
「私ぃ・・・メス犬なのぉ・・・」
時折、振り返るようにして潤んだ両目を開きオネダリするように声を絞り出す。