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わたしたちの四場面
【学園物 官能小説】

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好き同士だからいいでしょ-2

 「さあさあ、某介くん。」お姉さんが言った。「アナタだけが気持ちよくなっとったらアカンよ。某代ちゃんの番やで。」

 お姉さんはパッと私のスカートをめくると、指先で私のおヘソの下をなぞった。
 「まあ、好きな子のチンチンなめてたら、自分のオメコまでぐっしょり濡れてしもたんやね。ちょうどええわ。」
 お姉さんは某介くんをかかえるように引き寄せて、私と某介くんを向かい合わせにすると、某介くんのチンチンをつまんで私のおヘソの下に導いた。
 お姉さんはチンチンを、私の中に押しこめる。
 「どない、気持ちええ?」
 私はうなずいた。まるでガマンしていたオシッコを放つ気持ち良さが、ずっと続いてるようだった。

 「これがね、男と女のセックスっていうのよ。」
 お姉さんに言われて初めて知った。よく年上の女のひとたちが「セックスしたい、セックスする、セックスした」なんて言うけど、チンチンをこんなふうにつなぎ合わせることだったのか……

 「某代ちゃん、某介くん、聞こえる?」「はいっ!」「はい……」
 お姉さんは私たちの間にはさまるようにして言った。
 「アナタたち好き同士やから、これから二人だけでセックスしてもかまわへんけど、誰にも見られへんところで、誰にも知られへんようにするんよ。
 そやないと、アナタたちの親にバレたら、いくら好き同士でも別れさせられてまうからね。」
 「はいっ……」「はいっ……」

 私たちはお姉さんの言葉を守った。
 そのころの私たちは、二人きりになれる場所をなかなか見つけられなかったから、たまに親たちが出かけた留守番どきなんかにお家でセックスできるとすごく嬉しかった。

   △

 五年生に進んでまもなく、私の家に来た某介は、
 「この前お姉さんに会ったら、こんどセックスする時からこれを使え、って言われたんや。」と私に箱を手渡した。
 「あ、これって……」「うん、避妊具。コンドームってヤツ。」
 「うわぁ…… お姉さん、アフターサービスすごい……。ねぇ、一回着けてみいひん?」

 私は某介くんのチンチンをなめて大きくして、コンドームの封を開けて……かぶせてみた。
 「すごい。」某介はコンドームをかぶったチンチンをナデて言った。「ぼくのんでも入るんや……」

 コンドームをかぶったチンチンが頼もしく見えて、私は言った。
 「なぁ、今夜遅くまで誰も帰ってこえへんから、真っ裸になってセックスせえへん?」
 「え、」某介は目を見開いた。「そない言うたら、僕らハダカでセックスしたことなかったな……」

 私が服を脱いでいると、某介は待ちきれずに後ろから私の服をはぎ取って抱きついてきた。
 「ちょっと待ってよ……」なんて言う私を床に押さえこんで上にのしかかると、あっという間にチンチンは私の中に突き刺さった。

 (せっかくハダカになったんやから、ベッドの上に倒してくれたら良かったのに……)と思ったけど、私の肌と某介の肌とが汗ばんでてぴったり密着して、身体全体がエッチな快感におおわれてるのを感じた。

 しばらく抱き合ってた某介と私。試しに抜いてもらったチンチンにかぶせたコンドームは特に変化がなかった。
 「まだ僕、あの白い液が出えへんみたいやなぁ……」
 
 

 
 

 

 


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