第四十六章 再び懺悔を-1
第四十六章 再び懺悔を
「司教・・・様・・・・・」
祭壇に膝まづいたまま、王妃は喉を鳴らした。
「どうしました・・・・?」
優しい笑みを浮かべ、司教が立っている。
最上の絹で出来た威厳のある法衣を、ゆっくりとはだけていく。
王妃の視線は釘付けになってしまった。
反り返るペニスが現れたのだ。
赤黒くいきり立つそれは、血管が浮き出て絡み合いながら彫りの深い亀頭へと伸びている。
「さあ、王妃様・・・・どうぞ」
アズートは込み上げる笑いを噛み締めながら待っていた。
今、この国で最高に美しく高貴な存在であるマチルダ王妃が、自分のコックを口に含もうというのだ。
(へへへへへ・・・・)
悪魔に魂を売ったアズートは、喜びに叫び出したい気分だった。
昨日、初めて王妃を抱いた。
マチルダと交わったのだ。
極上の身体は予想以上だった。