第四十五章 変貌した王妃-1
第四十五章 変貌した王妃
「んっ・・ふっ・・・んっ・・・」
マチルダのグリーンの髪が揺れている。
「おおお・・おおおおおお・・・・」
アキニシス王は、せり上がる官能に信じられない表情をしていた。
逞しい腕を伸ばして艶光りする髪に触ると一瞬、その美しい顔を見せた。
直ぐに耳元まで真っ赤に染めた王妃は、恥ずかしそうにコックから唇を離した。
「マ、マチルダ・・・・」
王が感に堪えた声を上げると、ためらい勝ちに伏せた目を向け笑みを浮かべた。
「マチルダ・・・・」
心の底から愛おしい想いをその名に乗せると、王妃は再びペニスを咥えた。
端整な顔が淫靡に歪む。
プックリとした唇が、血管の浮き出たコックを滑っていく。
苦しそうに眉を寄せ、喉の奥まで押込んでいる。
「んん、ふっ・・・んんん・・・・んふ」
「おおおおお、マチルダッ・・・おおお」
王は喜びに震えながら声を絞り出す。
王妃が、あの気品に満ちたマチルダが自分のペニスを咥えているのだ。
「んんんっ・・・んっ・・んっ・・んっ」
リズミカルな動きに合わせ、快感が競りあがってくる。
「おおおお、す・・凄いぃ・・・」
王は思わず逞しい両手でマチルダの頭を押さえると、その手応えを確かめた。
「んっ・・・んっ・・・ふっ・・・んっ」
「おお・・・おおお・・・おお」