第四十五章 変貌した王妃-5
『んっ・・・ふぅ・・・んんん・・・』
マチルダの眉間に微かに皺が寄る。
官能に歪む表情が又美しい。
『おおおお・・・マチルダ・・・』
マチルダの愛撫が、王に声を絞り出させる。
『んふっ・・・美味しい・・・・』
『おおおおお・・・・・おおお・・・』
淫靡な言葉が再びコックをたぎらせる。
愛を解き放ったばかりなのに、興奮で直に蘇るのだ。
愛する妻の変わりように、王は翻弄されるしかなかった。
『感じてぇ・・・アナタ・・・・』
『おおおお、マチルダァ・・・・』