第四十三章 変身-1
第四十三章 変身
「む、むぐぅ・・・・ん・・・んっ」
無数の蛇が美しいマチルダの顔に舌を伸ばし、入れ替わり立ち代りに唇をこじ開け、進入していく。
豊満なバストも例外ではなく、ヌラヌラと光るウロコが何匹も巻きつき、隆起した塊に舌を這わせていく。
「むふぅっ・・・・んっんっ・・んっ・・・」
マチルダは声も出せない。
思考は無く頭の中は闇が覆っていた。
一匹のオオトカゲから放たれる蛇達が王妃の穴という穴に入っていく。
勿論、マチルダの一番敏感な部分にはアズートの太いコックが突き刺さったままだ。
もう王妃の金色に輝いていた瞳の光は消え去り、邪悪な灰色に染まっていた。
「んふっ・・・んんんっ・・・ああああ」
どす黒い官能の沼に漂っている。
記憶が吸い取られていく。
自分が誰かも分からなかった。
『お前はもう俺のものだ・・・』
言葉が残っていた。
(私は・・・の・・もの・・・)
心が従っていく。
支配されていく。